高松宮記念では、出走予定馬の情報が2週間前に掲載されることとなっており、2016年の出走予定馬も3月14日には情報が出ています。登録されている馬の中から、出走権と賞金順、そして海外からの参戦などの状況を踏まえて、出走を予定している馬の順位が決められることとなります。この順位が18位以内に入っていない場合は、上位馬が出走を取りやめない限り、出走できないので除外扱いとなってしまいます。
今年の出走予定馬には、昨年の優勝馬であるエアロヴェロシティが再び海外から参戦を予定し、来日していましたが疝痛を発症し、棄権してしまいました。残念。日本からはミッキーアイルやハクサンムーンといった強力な逃げ馬が出走を予定しています。昨年のスプリンターズステークスを除外され、今回こその挑戦となるビッグアーサーも注目の1頭で、新しくG1に挑戦してくる馬たちもかなり多くなっています。スプリント界を牽引した馬が次々と引退などにより、出走をしないことになっているので、どの馬にもチャンスはあります。
昨年やや重の馬場ながらも優勝したエアロヴェロシティに注目が集まっていましたが、出場がされないということになり、どの馬も台頭してくる可能性が出てくる混戦模様となりました。