チャンピオン不在の高松宮記念、カギを握るのはやはりレッドファルクス

2016年の高松宮記念の勝ち馬ビッグアーサー、パートナーの福永騎手が落馬負傷のため元主戦騎手で藤岡調教師の息子である藤岡康太騎手の元へ手綱が戻ってきたと思いきや、今度は馬本人に故障が発生し、サマーシーズンまで休養となることが発表された。

破竹の勢いで戦績を積み重ねてきたビッグアーサーだが、ここ2走は元気がない。スプリンターズSでは12着、香港スプリントでも10着とビッグアーサークラスの馬にしてみれば大惨敗といって差し支えない内容。

短距離界隈にしてみればロードカナロア引退から間を置かずして誕生したヒーローに喜んだものだが、不調のまま故障まで発生しては、この後の活躍にも不安の影を落とす。父サクラバクシンオーの代表産駒としてはもう1つタイトルの欲しい、充分にとれる器の競走馬ではあるが、大きな事故のないうちに種牡馬入りという選択肢もあがってくるかもしれない。今年で6歳となり、一般的には伸び代の期待できる年齢ではなくなった。

さて、ディフェンディングチャンピオンが高松宮記念に出走出来ないのは残念でしかないが、いないものを嘆いていても仕方ない。レースの開催は確実に迫ってきている。王者不在の中で誰がカギを握るのかと言われれば、やはりもう1頭のJRA短距離チャンピオンホース「レッドファルクス」だろう。昨年は欅Sから3連勝でスプリンターズSを制覇した上がり馬だ。

ポカもあるレッドファルクス、高松宮記念では信用できる?

ビッグアーサーも近走で不調と書いたが、レッドファルクスも安定感とは程遠い戦績。過去19戦の成績は【8-2-1-8】と、着外に飛ぶことも珍しくなく、前走の香港スプリントでもビッグアーサーに負けず劣らず12着と大きく飛んでくれた。

やはりロードカナロアのような絶対王者となると、そう簡単には現れないものなのは理解していても、チャンピオンホースが安心して買えないとなると、軸にする馬が悩みがち。

ですが、ちょっとまってほしい。レッドファルクス、実はガチガチの鉄板馬なんです。

いきなりちゃぶ台返しをするようだが、こと中京競馬場での成績に目をやるとその理由がわかるはず。中京競馬場では過去5レース走っているが、ここでG3・CBC賞を含む4勝、2着1回という、ほぼパーフェクトに近い成績を残している。しかも、その2着も1400mダートでの成績。中京芝短距離コースではパーフェクトと言ってもOKだ。

準OPのトリトンステークスでは後のOP勝ち馬エポワス、アットウィルと言った強豪も打ち破っているためこの戦績はフロックではないと見ていい。元々がGⅠ馬、運だけではなし得ない素質馬であり、落差のある戦績で評価が多少でも下がってくれるなら万々歳だ。

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