高松宮記念といえば、何といっても春のスプリント王決定戦。

以前の中京競馬場からコースが変わり、直線が長くなったことで展開による有利不利は少なくなりました。

さらにデータから見ると逃げ、先行、差し、追い込みともにそこそこ馬券に絡むレースです。

高松宮記念そのものよりも開催中の中京競馬場の1200メートルのレースのデータを重視したほうがいいでしょう。

種牡馬から見た場合には短距離血統であるサクラバクシンオーを代表とした血統が確実に馬券に絡むレースでもあります。

そして、この路線は力が抜けている競走馬がいれば、過去のデータを無視してでもぶっつけ本番でも本命にしてしまってもかまわないでしょう。

中京競馬場は極端なスピード競馬にならないため、スピードの絶対値が足りなくても問題ないことが多く、1分7秒台のスピードは必要ありません。

だからこそ、3着までという馬券の買い方であれば、もちタイムだけを参考にせず、力の必要な馬場、いわゆる札幌や函館などで好走して来た競走馬を狙うのもポイント。

そして、数こそ少ないですが香港を初めとする海外からの遠征場は実績馬であれば、素直にその実績に敬意を表して馬券を買っておくことも手です。